「最近、眼鏡がズレやすくなったかも…」「鼻に赤い跡が残ってしまうのが気になる」
そんなちょっとした不快感、実は“鼻パッド”を変えるだけでぐんと快適になることをご存じですか?
しかも今は、ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツなど、身近な100円ショップで優秀な鼻パッドが手に入る時代。
貼るだけでフィット感がアップしたり、滑り止め効果でズレにくくなったりと、価格以上の働きをしてくれる商品がたくさん揃っています。
とはいえ、「種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない」「自分に合うタイプってどれ?」と迷ってしまう方も多いはず。
そこで今回は、100均4社の人気鼻パッドを実際に使って比較し、それぞれの特徴や使い心地を丁寧にご紹介します。
眼鏡の快適さをちょっと底上げしてくれる、そんな小さなアイテムだからこそ、自分にぴったりの一つを見つけてみませんか?
そもそも眼鏡鼻パッドって必要?
鼻パッドの役割とは?
眼鏡をかけていると、意外と気になるのが「鼻あて部分」のフィット感。
この小さなパーツ、正式には「鼻パッド(ノーズパッド)」と呼ばれていて、実はとても重要な役割を担っています。
まず、眼鏡の重さを鼻に分散させることで、かけ心地をやわらげたり、長時間の使用でも痛くなりにくくしたりする役目があります。
また、鼻と眼鏡の接触面にクッション性を加えることで、ぐらつきを防ぎ、安定した位置にキープしてくれるんです。
特にメイクをしている女性にとっては、鼻にくっきり跡がついてしまったり、皮脂や汗で眼鏡がずれてきたりすることも多く、鼻パッドの存在が快適さを大きく左右します。
鼻に跡がつく、ずり落ちる…100均パッドで解決できる理由
「外したら鼻に赤い跡がついて恥ずかしい…」
「歩いていると眼鏡がすぐ下がってくる…」
そんな悩み、あなたにもありませんか?
そんなときに便利なのが、100円ショップで手に入る「貼るタイプの鼻パッド」。
自分の眼鏡に直接貼ることで、クッション性がアップし、鼻への圧力が分散されるので跡がつきにくくなります。
また、摩擦が増すことで滑り止めの効果もあり、ズレにくさにもつながります。
特別な道具もいらず、手軽に貼れるタイプが多いため、初めての方でも使いやすいのが嬉しいポイント。
「メガネ屋さんに行くほどでもないけど、ちょっと快適にしたい」という方にはぴったりのアイテムです。
どこで買える?100均の売り場の傾向
貼るタイプの鼻パッドは、ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツなど、多くの100円ショップで販売されています。
店舗によって品ぞろえに違いはありますが、「メガネグッズ」「スマホ用品」などのコーナーに並んでいることが多いです。
特にダイソーやセリアでは、サイズ違いやカラー展開もあるので、自分に合ったタイプを選びやすいですよ。
最近では女性向けにやわらかな素材や透明タイプ、肌なじみのよいベージュなども登場していて、見た目にも配慮された商品が増えています。
「鼻パッドってこんなに身近に売っているんだ」と驚かれるかもしれませんが、ちょっとした工夫で眼鏡の快適度がぐんとアップするので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
【比較一覧】100均4社の鼻パッドを一挙にチェック!
素材/厚み/粘着力の違い
100円ショップで販売されている鼻パッドは、見た目は似ていても、実はそれぞれに使われている素材や特徴が少しずつ異なります。
たとえば、ダイソーでは「柔らかいシリコン素材」を採用したクッションタイプが多く、肌あたりがやさしいのが特長です。
セリアでは「ウレタン系」や「スポンジ風素材」のパッドも展開されており、軽くて扱いやすい印象があります。
厚みに関しては、ダイソーやワッツがややしっかりめのボリューム感で、クッション性を重視したい方におすすめ。
一方、セリアやキャンドゥでは薄めのタイプも多く、見た目をできるだけ自然に保ちたい方にぴったりです。
粘着力についても差があり、粘着面がしっかりしていて長持ちするタイプもあれば、繰り返し貼り直すと少し弱く感じるものもあります。
眼鏡の素材やレンズの重み、使用頻度などに応じて、自分に合った粘着力を選ぶと快適に使えますよ。
カラバリやサイズ展開の比較
デザイン面も、各ブランドによって個性があります。
セリアやキャンドゥでは、「透明」「クリアグレー」「肌色」といったナチュラルなカラー展開が人気。
とくに女性にとっては、鼻パッドの色が目立たないのはうれしいポイントですよね。
一方、ダイソーではクリアタイプのほか、丸型・しずく型・楕円型など形のバリエーションが豊富で、「自分の鼻や眼鏡の形に合わせて選びたい」という方にぴったり。
ワッツはやや品数は少なめですが、密着性の高いタイプや目立ちにくさを重視した商品が揃っていて、穴場的な存在です。
サイズについても、「厚めで安定感があるもの」「薄めで自然な仕上がりになるもの」などがあり、使うシーンや好みに応じて選べるのが魅力です。
たとえば、「外出中は目立たないタイプ、自宅ではフィット感重視の厚めタイプ」と使い分けるのもおすすめです。
価格・コスパで選ぶなら?
すべての商品が基本的に「税込110円」なので、どれを選んでもお財布にやさしいのが100均アイテムの魅力です。
ですが、枚数や耐久性などをふまえると、コスパにも少し差が見えてきます。
たとえば、ダイソーは1セットに複数ペア入っているものも多く、「貼り替えながら使いたい」人にはうれしい仕様。
セリアやキャンドゥは少量パックが多めですが、質感や粘着力が優れていて、「1回貼ったらしばらくそのまま使いたい」人に向いています。
ワッツの商品はやや在庫が少ない店舗もありますが、他の3社にはない形状や肌なじみを重視したデザインが多く、好みが合えばコスパの良さを実感できるはずです。
いろいろなタイプを試してみて、自分にとっての「つけ心地の良さ」と「コスパのバランス」が合うアイテムを見つけていけるといいですね。
実際に使ってみた!ブランド別レビュー
ここからは、実際に100均各社で購入できる鼻パッドを試してみた感想を、ブランドごとにまとめてご紹介します。
「貼りやすさ」や「つけ心地」「目立ちにくさ」「滑りにくさ」など、気になるポイントをチェックしながら、あなたに合った商品選びの参考にしてみてくださいね。
①ダイソー|クッション性と貼りやすさが魅力
ダイソーの鼻パッドは、やや厚みのあるソフトシリコンタイプが中心。手に取ってみると、ふんわりと弾力があり、鼻への当たりがとてもやさしいのが印象的です。
サイズはしずく型や楕円型など、複数のタイプから選べるので、自分の鼻や眼鏡の形状に合わせてカスタマイズしやすいのも魅力のひとつ。
実際に貼ってみると、両面テープがしっかりしていて、位置決めもしやすく、初心者の方でも手軽に装着できます。
クッション性が高いので、重ためのフレームや長時間の着用にも向いており、鼻への負担が軽減されるのを感じました。
ただし、やや厚みがある分、「パッドが目立って見える」と感じる方もいるかもしれません。
また、皮脂や汗が多い方は、長時間使用後に少しずつズレてくることもあるので、定期的に貼り直すと安心です。
口コミでも「痛みがやわらいだ」「しっかり固定されて安心」といった声が多く、安定感重視の方には特におすすめできるアイテムです。
②セリア|色とサイズのバリエが豊富でおしゃれ
セリアの鼻パッドは、透明・ベージュ・グレーなどカラー展開が豊富で、眼鏡のデザインや肌の色になじませやすいのが特長です。
素材はウレタン系の軽い質感で、やわらかく、ふんわりとした付け心地がとても好印象。目立ちにくさとフィット感のバランスが絶妙です。
貼り方も簡単で、パッドの裏面が粘着仕様になっており、ぴったりフィットさせるのに特別なスキルは不要。
貼った直後から滑りにくさを実感でき、顔を動かしてもズレにくいという安心感がありました。
ただ、粘着力はやや控えめな印象で、汗をかきやすい季節や、頻繁に着脱する方には少し注意が必要かもしれません。
また、1セットあたりの枚数が少ないこともあるため、コスパ重視の方は気になるポイントです。
「見た目にこだわりたい」「おしゃれに使いたい」という方には、セリアのバリエ豊かなラインナップはかなり魅力的です。
キャンドゥ|コスパと実用性のバランスが◎
キャンドゥの鼻パッドは、実用性重視のアイテムが多く、サイズや厚みのバランスがとても使いやすい印象です。
パッドはやや薄めで、装着しても自然な見た目。特に透明タイプは、遠目ではつけていることがほとんど分からないほど目立ちません。
粘着力はしっかりしていて、貼ったあとの安定感もあり、ズレにくさも十分。
また、シンプルな形状が多く、男女問わず使いやすいのがポイントです。女性用に小さめサイズ、男性用に大きめサイズと使い分けるのもおすすめ。
価格はもちろん110円(税込)ですが、数セット入っている商品もあるため、コスパは良好。
「とりあえず試してみたい」「毎日使うので貼り替えたい」という方にぴったりです。
全体的にバランスの取れた商品が多く、特定の悩みはないけど「ちょっと快適にしたい」という方にちょうど良い選択肢となっています。
ワッツ|ややマイナーでも実力派!
ワッツの鼻パッドは、取り扱い店舗がやや限られているため見かける機会は少ないかもしれませんが、意外と使いやすい穴場アイテムが揃っています。
中でも注目なのは、やわらかく密着性の高いシリコンタイプ。肌にしっとりなじむような装着感があり、跡がつきにくいのがうれしいポイントです。
使い方もシンプルで、テープで貼るだけ。見た目もすっきりしていて、装着していても違和感が少なく、自然に使えます。
「敏感肌で鼻が赤くなりやすい」「軽めのパッドを探している」という方に特におすすめです。
ユーザーの声では、「セリアやダイソーより肌なじみがいい」「貼っているのを忘れるぐらい快適」といった好評の声も。
ただし、一部店舗では取り扱いがなかったり在庫が少なかったりするので、事前にチェックしてからの購入がおすすめです。
まだあまり知られていない分、他の100均アイテムに満足できなかった方が試してみる価値のある“隠れた実力派”と言えそうです。
【まとめ】あなたに最適な鼻パッドはコレ!
用途別おすすめ(ズレ防止/跡をつけたくない/長時間使用)
ここまで4つのブランドをご紹介してきましたが、「結局どれが自分に合うの?」と迷ってしまう方も多いかもしれません。
そこでまずは、よくあるお悩み別におすすめのタイプを整理してみましょう。
- ズレにくさを重視したい方 → セリア・キャンドゥの滑り止め効果があるタイプがおすすめ。密着性が高く、動いてもずれにくい仕様です。
- 鼻への跡をできるだけ残したくない方 → ダイソーやワッツの「厚みあり」「柔らか素材」のパッドが最適。クッション性があり、圧が分散されます。
- 長時間つけっぱなしにする方 → ダイソーのクッション性重視モデルが人気。重たいフレームでも負担が少なく、快適に過ごせます。
「自分がどんなことで困っていたか」を思い出しながら、選ぶ基準をはっきりさせると、迷いがグッと減りますよ。
見た目重視?コスパ重視?タイプ別診断
次に、「見た目」や「コスパ」など、ライフスタイルやこだわりに合わせた診断的な選び方もご紹介します。
ちょっとした違いですが、自分の気持ちにフィットする商品を選ぶと、毎日の快適さも変わってきます。
- できるだけ目立たないように使いたい → セリアの透明・ベージュ系が◎。肌なじみがよく、メイクの邪魔をしません。
- 何度も貼り替えて使いたい → ダイソーの複数入りタイプがお得。コスパ良く、気軽に交換できます。
- 毎日は使わないけど、必要なときだけ使いたい → キャンドゥの薄型シンプルタイプがちょうどいいです。
- ちょっと人と違うものを試してみたい → ワッツの密着型パッドが意外と“穴場”。見た目もナチュラルで実力派です。
このように、選び方に正解はなく、「自分の使い方」に合っているかどうかが大切。
無理に流行や人気に合わせるのではなく、自分の悩みに一番しっくりくるアイテムを選んでみてくださいね。
筆者のイチオシはこれ!選んだ理由も
私が個人的にもっともおすすめしたいのは、ダイソーのシリコン製クッションタイプです。
理由は、何といっても「貼りやすさ」と「安心感」。
私は長時間眼鏡をかけてパソコン作業をすることが多いのですが、このパッドを使うと鼻が痛くなりにくく、跡もほとんど気になりません。
しかも数セット入りで気軽に貼り替えられるので、常に清潔に保てるのも嬉しいポイントでした。
もちろん、眼鏡の形や使用シーンによって最適なものは人それぞれ。
ただ、「はじめて鼻パッドを試してみたい」「どれか迷ったら無難なものから使ってみたい」という方には、ダイソーのパッドがとても使いやすくておすすめです。
いかがでしたか?
100円でここまで快適さが変わるなんて、ちょっと感動してしまうかもしれません。
ぜひ、あなたの眼鏡ライフにぴったりの鼻パッドを見つけて、もっと快適な毎日を過ごしてくださいね。