「せっかく編んだのに、なんだか形がいびつ…」「模様がきれいに出ない…」
そんなお悩み、ありませんか?実はそれ、ブロッキングを取り入れるだけで、驚くほど美しく整うことがあるんです。
本格的な道具が必要に思えるブロッキングですが、じつは100均のアイテムで手作りできるのをご存じですか?初めてでも大丈夫。材料選びから作り方、使い方のコツまで、やさしく丁寧にご紹介します。
この記事では、失敗しないブロッキングボードの簡単な作り方と活用法を中心に、市販品との違いや、手作りでもしっかり仕上がるポイントをたっぷり解説。
「作る?買う?」で迷っている方にも参考になるよう、比較やおすすめ商品もまとめました。
あなたの編み物を、もっときれいに、もっと楽しく。
ブロッキングの世界に、気軽に一歩ふみだしてみませんか?
そもそもブロッキングボードって何?その役割と必要性
編み物の仕上がりに差がつく理由
編み物が完成したとき、「なんだかゆがんでいる」「角が丸くなってしまった」「全体がふにゃっとしている」と感じたことはありませんか?実はそれ、ブロッキングをしていないことが原因かもしれません。編み上がったばかりのニットやレース作品は、糸のテンションや針目のクセが残っていて、思ったような形にならないことがよくあります。
そんなときに役立つのが、ブロッキングボードです。作品を水通ししたあと、ピンで形を整えながら固定して乾かすことで、見た目が格段に美しく整います。まっすぐなライン、均一な大きさのモチーフ、パリッとした仕上がり――どれもブロッキングをするかどうかで大きく変わってくるのです。
なぜ「ブロッキング」が重要なのか
ブロッキングは、いわば編み物の「仕上げのひと手間」。洋裁で言えばアイロンがけに近い作業で、これをすることで作品の完成度がぐっとアップします。たとえば、編みつないだモチーフのつなぎ目がきれいにそろったり、透かし模様がはっきりと浮かび上がったり。せっかく時間をかけて編んだ作品だからこそ、最後まで丁寧に仕上げたいですよね。
特に、レース編みやモチーフつなぎ、ブランケットなどの平面作品では、ブロッキングの有無で印象がまったく変わってきます。整った形に仕上がった作品は、写真映えもよく、プレゼントにも自信を持って渡せる仕上がりになります。
市販品・手作りの違いとそれぞれのメリット
ブロッキングボードには、市販品と手作りのものがあります。市販のボードは安定感があり、サイズやピンの配置も計算されていて、初心者の方には安心の選択肢。ただし、お値段が高めだったり、大きくて収納に困ったりすることもあります。
一方で、手作りのブロッキングボードは、使う素材や大きさを自分好みに調整できるのが魅力です。100均やホームセンターで材料を揃えて、ちょっとした工夫で「自分だけのボード」を作れる楽しさもあります。慣れてくれば、作品に合わせて複数サイズを使い分けることもできますし、コストも抑えられます。
どちらにもメリットはありますが、まずは「一度試してみたい」「気軽に始めたい」という方には、手作りがおすすめ。この記事では、そんな手作り派さん向けに、わかりやすく作り方や使い方をご紹介していきます。
大切なのは、「きちんとブロッキングする」こと。市販・手作りに関わらず、ボードを使って丁寧に仕上げることが、編み物をより美しく、長く楽しめる作品に変えてくれるはずです。
手作り派必見!100均で作れるブロッキングボードの魅力
手軽でコスパ最強!100均素材の可能性
「ブロッキングボードを使ってみたいけれど、まずは気軽に試してみたい…」そんな方にぴったりなのが、100円ショップの材料を活用した手作りブロッキングボードです。最近の100均には、手芸だけでなくDIYにも使える便利な素材がたくさん揃っていて、ちょっとした工夫で立派なボードが作れてしまうんです。
何よりうれしいのは、コストの低さ。市販のボードを買おうとすると、数千円以上することもありますが、100均アイテムを組み合わせれば、500円〜1000円ほどで一通り揃えることもできます。使い勝手を見ながら、必要に応じて買い足したりカスタムしたりできるのも手作りならではの魅力です。
また、「収納に困らないサイズにしたい」「ピンの刺しやすさを調整したい」など、自分のスタイルに合わせて自由に作れるので、編み物をより快適に楽しむことができるようになります。
セリア・ダイソー・キャンドゥで手に入るおすすめアイテム
ブロッキングボードの材料としてよく使われるのは、クッションボード・ジョイントマット・コルクボード・有孔ボード(パンチングボード)など。これらは、セリア・ダイソー・キャンドゥといった100円ショップでも手に入りやすく、種類も豊富です。
たとえば、セリアのジョイントマット(30cm角)や、ダイソーのEVA素材のクッションボードは、ピンが刺しやすく軽くて扱いやすいと人気です。キャンドゥでは、木目調のボードやクラフトアイテムが揃っていて、見た目にもこだわりたい方におすすめです。
加えて、竹串やステンレスピン、マスキングテープなども100均で揃います。マットの下に敷く耐水シートや滑り止めシートも活用すれば、より安定感のあるブロッキング環境を整えることができます。
市販品に引けを取らない自作のポイント
「100均の素材って大丈夫?ちゃんと使えるのかな?」と心配になる方もいるかもしれません。でも、ちょっとした工夫をするだけで、自作ボードは市販品にも負けない仕上がりになります。
たとえば、ボードの厚みを2枚重ねにすることで強度をアップしたり、有孔ボードにグリッドを描いておけば、まっすぐにピンを打てて見栄えも良くなります。ボードの表面に撥水シートを貼っておけば、水通し後の湿った状態でも安心して使えますよ。
また、自分のよく使うモチーフサイズに合わせてボードの大きさを調整できるのも手作りならでは。複数枚をつなげて使えるようにしておけば、大きな作品にも対応できます。
ブロッキングは、「やってみること」がいちばん大切。最初から完璧でなくても大丈夫。100均素材で手軽に始めてみて、使いやすさや便利さを体感しながら、自分だけのベストなボードを作っていけるのが、手作りの魅力です。
材料一覧|100均&家にあるもので揃えるブロッキングボード素材
基本の材料と合計予算イメージ
ブロッキングボードを手作りするのに必要な材料は、意外とシンプル。100円ショップで手に入るアイテムを中心にすれば、1,000円以内でも十分実用的なボードが作れます。ここでは、基本的な材料とその価格の目安をご紹介します。
- ボード本体(ジョイントマットやEVAボードなど)…1〜4枚:100〜400円
- 耐水シートや滑り止めシート(下敷き用)…1枚:100円
- グリッド用マスキングテープまたは方眼紙…1個:100円
- ブロッキングピン(竹串、Tピン、ステンレスピンなど)…1袋:100〜200円
- 必要に応じて接着剤や両面テープ…1個:100円
合計しても、だいたい500〜800円前後でひととおり揃えることができます。工具が必要になる場面もありますが、カッターや定規など、家庭にあるもので対応できる範囲です。予算を抑えながら、実用性の高いボードが作れるのは、手作りならではのうれしいポイントですね。
家にあるもので代用できるアイテムは?
「まずは試してみたいけど、新しく買うのはちょっと…」という方もご安心ください。おうちにあるもので代用できる素材もたくさんあります。
- ボードの代用例:使わなくなったコルクボード、フォームボード、ダンボール+厚手の布など
- ピンの代用例:竹串、縫い針、まち針、画鋲(※裏面に注意)
- グリッドの代用例:方眼ノートのコピー、定規で線を引いたものなど
特にコルクボードは、ピンも刺しやすく安定感もあるため、初期の代用品としてよく使われています。ただし、湿気に弱い素材は、水通し後の作品には向かないこともあるので、下に撥水シートなどを敷いて工夫するのがおすすめです。
こうした身近なもので気軽に始められるのも、手作りの大きなメリットです。「あるものを使って、まずはやってみる」という気持ちで始めてみてくださいね。
ホームセンターで揃える場合の比較
もし「もっとしっかりしたものを作りたい」「何度も使えるように丈夫にしたい」という場合は、ホームセンターの資材も選択肢に入ります。有孔ボード(パンチングボード)やウレタンフォーム、断熱材など、しっかりした厚みと耐久性を持つ素材が豊富にそろっています。
たとえば、有孔ボードは、あらかじめ穴が等間隔に空いているのでピン打ちのガイドにもなり、見た目も整いやすくおすすめです。価格はサイズや素材によって異なりますが、1枚あたり500〜1,000円程度が相場です。DIY売り場で好みのサイズにカットしてもらえる店舗もあります。
また、厚手のウレタンマットやカラーボードを使えば、ピンの保持力もしっかりしていて、繰り返し使ってもへたりにくくなります。費用は100均より少しかかりますが、そのぶん長く使えるので、こだわりたい方にはぴったりです。
100均で始めてみて、「もっと本格的なものを作りたい」と感じたときにホームセンター素材へステップアップするのも良い方法です。用途や使用頻度に合わせて、あなたにぴったりの材料を選んでみてくださいね。
実践!失敗しないブロッキングボードの作り方
材料選びのコツと注意点
ブロッキングボードを手作りする際に、まず大切なのが材料選びです。100均やホームセンターで手軽に揃えられるとはいえ、「どれを選べばいいのか分からない」という方も多いですよね。
基本のボードには、ピンがしっかり刺さって抜けにくく、繰り返し使ってもへたらない素材を選ぶのがポイントです。おすすめは、ダイソーやセリアのEVA素材のクッションボードやジョイントマット。やわらかすぎず、ほどよい弾力があり、ピンもしっかり固定できます。
注意したいのは、ボードの厚みと材質。あまり薄すぎるとピンが貫通して裏側に出てしまうため、最低でも1cm以上の厚みがあるものが安心です。また、段ボールや発泡スチロールのように水に弱い素材は、水通しした編み地を使うときには不向きなので、できるだけ耐水性のある素材を選びましょう。
ピンについては、一般的な縫い針や竹串、Tピンなどを使う方が多いですが、太さや長さのバランスにも注目を。作品が浮かないように、ある程度しっかりとした長さのものを選ぶと安定します。
カットや組み立ての手順と写真付き解説
では、実際の作り方の流れをご紹介します。難しい工程はほとんどありませんので、ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね。
- ボードの準備
ジョイントマットやクッションボードを用意し、使用したい大きさに合わせて枚数を決めます。小さなモチーフなら30×30cm程度でもOKですが、大きめの作品や複数同時にブロッキングしたい場合は2~4枚をつなげて使うと便利です。 - グリッド(目印)の作成
市販のボードには目印がついていないため、マスキングテープや方眼紙を使って等間隔のガイドラインを作ると仕上がりが整いやすくなります。5cmまたは10cmごとにラインを引いておけば、ピンをまっすぐに刺しやすくなります。 - 保護シートの貼り付け(必要に応じて)
水通しした編み地を乗せる場合、ボードが湿るのを防ぐために撥水シート(ビニールクロスやキッチンマットなど)を上から貼るのがおすすめです。両面テープで仮止めすれば、あとではがして交換も可能です。 - ピンの準備
竹串やTピンを使って、まっすぐしっかり刺せるように整えます。竹串はあらかじめ短くカットしておくと扱いやすくなります。ピンの本数は多めに準備しておくと安心です。
写真を撮りながら進めると、あとから見返したりSNSにシェアしたりもできるのでおすすめですよ。作っている過程も楽しんでくださいね。
サイズ調整やピンの刺しやすさアップの工夫
完成したボードは、そのままでも十分使えますが、ちょっとした工夫でさらに快適にすることができます。
- 連結してサイズを調整:ジョイントマットなどは複数枚をつなげて大きさを自由に変えられるので、必要に応じて増減できるようにしておくと便利です。収納時にはバラして省スペースに。
- グリッドラインに色分け:10cmごとに違う色のテープや線を使えば、サイズの目安がつけやすく、作品のバランスもとりやすくなります。
- ピン穴の補強:何度も同じ場所にピンを刺すと穴が広がってしまうことがあります。気になる場合は、定期的に位置をずらしたり、厚みを足すことで対策できます。
また、ピンが斜めに刺さってしまうと仕上がりがゆがんでしまうことがあるので、最初の数本は慎重に位置と角度を確認しながら差し込むのがポイントです。
自分で作ったブロッキングボードは、既製品にはない「ちょうどよさ」と「愛着」が生まれます。何度か使いながら、自分なりの調整やアップデートをしていくことで、ますます使いやすくなっていきますよ。
ブロッキングの使い方と実例|活用術まとめ
ブロッキングの基本手順とポイント
ブロッキングは、編み上がった作品をより美しく仕上げるための大切なひと手間。ボードを用意したら、ぜひ一度試してみてください。ここでは、初心者さんにも分かりやすいように、基本的なブロッキングの流れと注意点をまとめてご紹介します。
- ① 水通しまたはスチームで形を整える準備
完成した編み地を、ぬるま湯に10〜15分ほど浸してから軽く絞る、またはスチームアイロンで湿らせるのが一般的です。糸の種類によって最適な方法が異なるので、毛糸のラベルや使用書を確認するのがおすすめです。 - ② 編み地をボードに広げてピン打ち
濡れた状態の作品をボードの上にそっと広げ、目のラインがまっすぐになるように引っ張りながら、周囲をピンで固定します。中央から対角線方向に順番に止めていくと、ゆがみにくくなります。 - ③ しっかり乾燥させて完成
ピンを打ったまま、風通しの良い場所でしっかりと乾かします。自然乾燥が基本ですが、扇風機の風を弱く当てると早く乾くこともあります。乾いたらピンを外して完成です。
この手順を踏むだけで、作品の仕上がりが格段に変わります。特にレースや模様編み、モチーフつなぎの作品では、凹凸が整い、模様がくっきりと引き立ちますよ。
モチーフごとのおすすめ使い分け
ブロッキングの方法は、作品の種類によって少しずつ変わります。ここでは、よくある編み物タイプ別におすすめの使い方をまとめてみました。
- レースやドイリー:模様の広がりを重視して、ピンを多めに使い細かく固定します。丸型の場合は均等に放射状にピン打ちするのがコツ。
- 四角や六角のモチーフ:角をきっちりと合わせることが重要。方眼やガイド線を使いながら、対角線のラインを揃えると全体のバランスが整います。
- ショールやストール:端の波形や模様がきれいに出るように、スチームをあてながら、軽く引っ張るように形を整えると美しい仕上がりに。
- セーターやベスト:サイズをきちんと測りながら、肩や袖の形がゆがまないように慎重に配置。左右対称にピンを打つことがポイントです。
「この編み地はどんな形にしたいか」「どこを強調したいか」を意識してブロッキングすると、作品がぐっと引き立ちますよ。
よくある失敗とその回避法
はじめてブロッキングに挑戦する方がつまずきやすいポイントも、あらかじめ知っておけば安心です。ここでは、よくある失敗とその対策をご紹介します。
- ピンの数が足りない・位置が不均一
少ないピンで無理に引っ張ると、編み地がゆがんでしまう原因に。しっかりした仕上がりにするためにも、特に角や曲線の部分は細かくピンを打ちましょう。 - 編み地が縮んでしまった
毛糸の素材によっては、水通しで縮むことがあります。事前に小さなスワッチ(試し編み)でテストするのが安心です。特にウール素材は注意が必要です。 - ピンが斜めに刺さっている
ピンが斜めだと、乾いたあとに波打ったような仕上がりになってしまうことも。最初の数本は特に注意して、まっすぐ垂直に刺すよう意識しましょう。 - 湿気が多い部屋で乾かした
完全に乾かないうちにピンを外すと、元の形に戻ってしまうことがあります。梅雨時や冬場は、除湿機や扇風機を活用すると安心です。
少しの工夫で、ブロッキングの仕上がりは大きく変わります。「失敗しても大丈夫」という気持ちで、まずは気軽にチャレンジしてみてくださいね。何度かやっていくうちに、自分なりのやりやすさやコツがつかめてきますよ。
ブロッキングボードはどこで買える?市販品との比較
Amazon・ユザワヤ・手芸店の価格帯とレビュー
「手作りも気になるけど、やっぱり既製品も見てみたい」
そんなときは、市販のブロッキングボードをチェックしてみるのもおすすめです。特に、Amazonや楽天市場といった通販サイト、そしてユザワヤや手芸専門店では、さまざまな種類のボードが取り扱われています。
一般的な価格帯は、1,000円〜4,000円前後。サイズや素材によって価格に幅がありますが、厚みのあるEVAボードやフォームボードタイプが人気です。耐水性があり、何度でも繰り返し使えるのが魅力ですね。
レビューを見ると、「ピンがしっかり刺さる」「軽くて扱いやすい」「専用グリッドが便利」など高評価な声も多く、特に編み物をよくされる方には「ひとつ持っておくと安心」という意見も見られます。
ユザワヤやオカダヤといった大型の手芸店でも取り扱いがありますが、店舗によって在庫状況が異なるため、事前に電話で確認すると安心です。お店によっては店頭に見本が展示されていることもあるので、実際に質感を確認したい方にはうれしいポイントですね。
100均での購入実例・売り場のヒント
「ブロッキングボード」として完成品がそのまま売られているわけではありませんが、100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)でも、ブロッキングに使える素材が手に入ることがあります。
たとえば、ジョイントマット・EVAボード・コルクボードなどがその代表。手芸コーナーや収納グッズ売り場、DIYコーナー、インテリアボードの棚などに並んでいることが多いです。最近は100均でもDIY材料の種類が豊富になっているので、思わぬところに使えるアイテムが見つかることも。
売り場で迷ったときは、スタッフさんに「このマットってピンが刺さるくらいの硬さですか?」と聞いてみるのもひとつの方法です。実際に触って感触を確かめられると安心ですね。
また、店舗によっては在庫のばらつきがあるため、「数店舗回ってやっと見つけた」という声も少なくありません。100均巡りをする際には、チェックしたいアイテムを事前にメモしておくと効率よく探せますよ。
通販で買う場合の注意点とおすすめリンク
通販サイトでブロッキングボードを探すときは、商品名だけでなく「ニット用ブロッキングボード」「編み物 ブロッキングマット」などのキーワードで検索すると見つけやすくなります。
購入の際にチェックしたいのは、厚み・素材・サイズ・グリッドの有無。ピンがしっかり刺さるか、湿気に強いか、必要な大きさがあるかなど、自分の使い方に合うかを確認することが大切です。
レビューも要チェック。たとえば「思ったより柔らかくてピンが抜けてしまう」「サイズ表記が分かりにくかった」といった注意点も、実際に購入した方の声から学べることがあります。
以下のような商品は、初心者の方にも使いやすく、コスパの良さでも人気があります。
- EVA素材のグリッド付きブロッキングマット(Amazon 約1,800円)
- ニットプロのフォームマットセット(楽天 約3,500円〜)
- 30cm角の連結ボードタイプ(Yahoo!ショッピングなどでも販売あり)
リンクを紹介する場合は、商品名とともに「ピンもセットで欲しい」「小物用にちょうどいいサイズ」など、自分の目的にあったものを選ぶと、届いてからの満足度も高くなりますよ。
手作りに挑戦するのも楽しいですが、「自分に合うかまず試してみたい」「なるべく手間をかけずに使いたい」という方には、市販品からスタートするのも立派な選択です。あなたの編み物スタイルに合った方法で、ブロッキングのある暮らしを楽しんでみてくださいね。
人気のおすすめブロッキングボード5選【自作&市販】
SNSで話題の手作り例・活用レビュー
ブロッキングボードは、手作り派の間でもじわじわと人気が広がっていて、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSでも、実際に自作して活用している様子がたくさん投稿されています。
たとえば、100均のジョイントマットに方眼紙を貼っただけの簡単仕様でも、「ピンがまっすぐ刺せて便利」「収納しやすくて助かる」といった声が多く、気軽に挑戦できることが魅力のようです。
他にも、「ホームセンターの有孔ボードにグリッドシートを貼って本格的に作ってみた」「使わなくなった厚手のコルクボードを再利用してみた」など、アイデア次第でいろいろな工夫ができるのも、手作りならではの楽しさです。
実際に使っている人たちの工夫を見ていると、手作りでも十分しっかり活躍していることが分かります。見た目にこだわりたい方は、表面を布でくるんだり、木製フレームで囲んだりと、アレンジの幅も広がりますよ。
市販ボード比較(サイズ・価格・素材)
「やっぱり最初は既製品から始めたい」「長く使えるしっかりしたものが欲しい」という方には、市販のブロッキングボードも選択肢に入ります。ここでは、代表的な市販ボードを3つご紹介します。
① ニットプロ ブロッキングマット(約3,500円〜)
サイズは30×30cmのマットが9枚セットで、連結式になっていて収納もラク。厚みもしっかりあり、繰り返し使ってもヘタりにくいと高評価です。専用ピンがセットになっているタイプもあります。
② Clover ブロッキングボード(約2,000〜3,000円)
クラフトメーカーとして有名なCloverの商品は、細やかな仕上げと使いやすさが特徴。グリッド線入りでモチーフの位置合わせも簡単です。やや小ぶりなサイズ感なので、小物中心の方におすすめ。
③ Amazonや楽天のオリジナル商品(約1,000〜2,000円)
「編み物 ブロッキングマット」で検索すると見つかる、ノーブランドながら高レビューの商品も狙い目。グリッド入り・撥水加工・EVA素材など、実用性は十分。コスパを重視するならこちらがおすすめです。
市販品を選ぶときのポイントは、「刺しやすさ」「耐水性」「収納性」のバランス。あとはご自分の使いたい作品サイズに合うかどうか、購入前に確認しておくと安心です。
カスタムアイデアでさらに便利に!
市販・手作りを問わず、ブロッキングボードはちょっとしたカスタマイズを加えることで、ぐっと使いやすさがアップします。ここでは、SNSでもよく見かける便利なアイデアをご紹介します。
- グリッド線をラミネート加工:方眼紙をラミネートしてから貼ることで、水濡れに強く、長く使えます。剥がして交換もできるのが便利。
- 角の部分に「作品名」タグを貼る:複数作品を同時にブロッキングするとき、タグを貼っておくと混乱せずに管理しやすくなります。
- 滑り止めシートを裏面に:作業中にボードがずれないよう、ボードの下に滑り止めシートを貼ると安定感アップ。
- 壁掛け収納・フック活用:ジョイントマットや有孔ボードなら、使わないときにフックにかけておけるので収納にも困りません。
こういったひと工夫を加えるだけで、毎回の作業がラクになったり、作品づくりがもっと楽しくなったりします。せっかくのハンドメイド道具、自分好みにアレンジして「愛着の持てる相棒」に育てていくのも素敵ですね。
手作りと市販、それぞれの魅力や便利なアイデアを知ることで、きっと「自分にぴったりのブロッキングボード」が見えてくるはず。どちらを選んでも、作品の完成度がぐっと上がる頼れるツールになることは間違いありません。
まとめ|ブロッキングボードで編み物ライフをもっと快適に
今日からできる「手作り」の一歩
ブロッキングボードは、ただの道具に見えるかもしれませんが、実は編み物の完成度や見栄えを大きく左右する、心強いパートナーです。
「きちんと整える」このひと手間が、作品の印象をぐっと引き締め、編む時間そのものにも達成感をもたらしてくれます。
難しい工程は一切ありませんし、材料も身近なお店で手に入るものばかり。たとえDIYが初めてでも、この記事を見ながら順番に進めれば、きっとあなたらしい素敵なブロッキングボードが作れるはずです。
まずは気軽に、試しに1枚から。小さなモチーフで感覚をつかんでいけば、きっと編み物の仕上げがもっと楽しく、もっと心地よくなることでしょう。
100均活用で楽しむ、失敗しないDIY術
「手作り=手間がかかる」「きれいにできるか不安…」そんなイメージがあるかもしれませんが、100均をうまく活用すれば、費用も手間もぐんと抑えられます。
実際にSNSでも、ジョイントマットや竹串を使った手作りボードが多数紹介されていて、どれも驚くほど実用的で、おしゃれに仕上がっています。
大切なのは「自分にとって使いやすいかどうか」。市販品を選ぶのも、手作りで工夫するのも、どちらも正解です。この記事ではどちらの良さもご紹介してきましたので、あなたのライフスタイルに合った方法を選んでみてくださいね。
DIYに少しでも興味があれば、まずは100均で材料を眺めてみるだけでも◎。工夫次第で、世界にひとつだけのオリジナルブロッキングボードが生まれるかもしれません。
手作りでも作品の完成度をグッとアップできる!
ブロッキングを取り入れることで、いつもの編み物が「作品」としてぐんとレベルアップします。角がピンと整ったモチーフ、模様がしっかり浮かび上がるレース編み、ふっくら形が整ったセーターやショール……。手をかけた分、作品に宿る「完成度」がまるで違って見えるから不思議です。
手作りボードでも、じゅうぶんその仕上がりは実現できます。
大切なのは「丁寧に整える時間を持つこと」。
それは自分の作品に向き合う、静かで豊かな時間でもあります。
このブログが、あなたの編み物ライフにそっと役立つヒントになりますように。そして、手作りの道具で毎日の手仕事がもっと心地よく、もっと楽しくなりますように。
さあ、今日から始めてみませんか?
あなたのブロッキングボードが、世界にひとつだけの「作品サポーター」になりますように。